この記事では、「論う」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「論う」の正しい読み方は「あげつらう」と「ろんう」どちら
「論う」は「あげつらう」と読み、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「論」の音読みは「ろん」、訓読みは「あげつら(う)・と(く)」ですが、「論う」と表記する場合「ろんう」とは読みません。
因みに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「論う」の正しい読み方は「あげつらう」です。
「ろんう」とは読みません。
「論う」の意味
「論う」の意味は「ものごとの是非や可否などを言い立てること」「些細な誤りなどを取り立てて大げさに言いこと」です。
いつまでも是非にこだわり、あれこれと理論を言い並べる様子を表します。
「あげつらう」の「あげ」は「挙げる」が語源で「表し示す」「他に分かるようにはっきりと言葉で示す」という意味、「つらう」は「連り合う(つらなりあう)」が語源で「動作や状態が長く続く」という意味です。
本来は「長く議論する」という意味で「論」という漢字が当てはめられましたが、次第に「しつこく言い立てること」など良くない意味で使われる様になりました。
「論う」の言葉の使い方や使われ方
「論う」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『人の欠点を論うよりも良い点を評価するべきだ』
・『会議で顧客満足度を高める戦略について論う』
・『ユーザーのコメントに対し是非を論う』
まとめ
今回は「論う」の読み方について紹介しました。
「論う」の正しい読み方は「あげつらう」で、「ろんう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。