論を進めるときにスタート地点になるのが「論題」です。
この言葉は何を表すものでどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「論題」の正しい読み方と意味について解説します。
「論題」の正しい読み方は「ろんだい」と「ろんてい」どちら
「論題」という言葉の読み方として考えられるのが「ろんだい」と「ろんてい」の2つです。
「ろんだい」と「ろんてい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「論題」の正しい読み方は「ろんだい」です。
「論」は「論理」【ろんり】「総論」【そうろん】など「ろん」と読みます。
「題」は「題名」【だいめい】「課題」【かだい】など「だい」と読むほか、「てい」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ろんだい」と「ろんてい」の2つのうち「論題」の正しい読み方は「ろんだい」です。
「論題」の意味
「論題」とは、「論じるときの主題」を指す言葉です。
議論や討論など何かについて論じるときに主題として設定されるテーマを意味します。
どのようなスタイルで論じるにしても何について論じるかが決まっていなければ論戦は始まりません。
論じるにあたって最初の出発点になるメインテーマが「論題」であり、参加者が「論題」についての意見や考えをそれぞれ発表していくことで論が進み深まっていきます。
どのような「論題」を設定するかによって方向性が変わってしまうため論において最も重要といえる存在です。
「論題」の言葉の使い方や使われ方
・『論題が発表される』
・『論題をもとに議論が進められる』
・『時間が足りず論題について十分に討論できなかった』
まとめ
「論題」は「ろんだい」と読むのが正しく「ろんてい」は誤った読み方です。
言葉の意味と読み方を正しく理解して使いましょう。