この記事では、「諸口」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「諸口」の正しい読み方は「しょくち」と「しょこう」どちら
「諸」という漢字は訓読みでは「もろ」や「もろもろ」と読み、音読みでは「しょ」と読みます。
そして、「口」という漢字は訓読みでは「くち」と読み、音読みでは「こう」や「く」と読みます。
「諸口」には2つの読み方があり、1つ目は「諸」に音読み、「口」に訓読みを当て、「しょくち」とする読み方。
2つ目は「諸」と「口」それぞれに訓読みを当て、「もろくち」とする読み方です。
正しい読み方の結論
「諸口」の正しい読み方は「しょくち」、「もろくち」になります。
「諸口」の意味
「諸口」には2つの読み方があり、どちらを用いるかによって指し示す意味が異なります。
「諸口(しょくち)」には以下の意味が含まれます。
・「色々の項目」や「色々の口座」
・「簿記で仕訳をする際に取引の貸借どちらか一方が2つ以上の勘定科目になっていること」、「借方の仕入れに対して、貸方は現金と銀行預金となる類」
「諸口(もろくち)」には以下の意味が含まれます。
・「多くの人の言う言葉」や「民衆の声」
・「馬の口につけた縄を2人が引くこと」
・「諸口紙の略」
「諸口」の言葉の使い方や使われ方
・『諸口(もろくち)を見るに、意見は賛否両論に分かれているようだ』
まとめ
・「諸口」の正しい読み方は「しょくち」、「もろくち」になります。
・「諸口」には2つの読み方があり、どちらを用いるかによって指し示す意味が異なります。
・「諸口(しょくち)」は「色々の口座」や「簿記で仕訳をする際に取引の貸借どちらか一方が2つ以上の勘定科目になっていること」などの意味が含まれる言葉です。
・「諸口(もろくち)」は「多くの人の言う言葉」や「民衆の声」、「馬の口につけた縄を2人が引くこと」などの意味が含まれる言葉です。