「議論」は民主主義の根幹を支えるとても重要な行為だとされています。
具体的にはどのような行為で何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「議論」の正しい読み方と意味について解説します。
「議論」の正しい読み方は「ぎろん」と「ぎとう」どちら
「議論」という言葉の読み方としては「ぎろん」と「ぎとう」の2つを思いつきます。
「ぎろん」と「ぎとう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「議論」の正しい読み方は「ぎろん」です。
「議」は「議題」【ぎだい】「会議」【かいぎ】など「ぎ」と読み、「論」は「論説」【ろんせつ】「総論」【そうろん】など「ろん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ぎろん」と「ぎとう」のうち「議論」の正しい読み方は「ぎろん」です。
「論」に「とう」という読み方はないので「議論」を「ぎとう」と読むのは誤りです。
「議論」の意味
「議論」とは、「主題について複数の人がそれぞれ考えや意見を述べて話し合うこと」を意味する言葉です。
「議論」の「議」は言葉を使って行われる話し合いをのことで「論」は意見や見解など物事に対して持つ個人的な考えを表します。
個人的な意見や考えを参加者それぞれが発して行われる話し合いが「議論」であり、一般的にはお互いの主張をぶつけ合うような形で行われる話し合いを指す言葉です。
「議論」の言葉の使い方や使われ方
・『議論は平行線をたどった』
・『夫婦別姓に賛成か反対かで議論が起きる』
・『白熱した議論だったが結論には至らなかった』
まとめ
「議論」は「ぎろん」と読むのが正しく「ぎとう」は誤った読み方です。
友達同士の話し合いから国会の審議までさまざまな場面で使う言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。