この記事では、「護」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「護」の正しい読み方は「ご」や「まも(る)」
「護」は音読みで「ご」、訓読みで「まも(る)」もしくは「まも(り)」と読む漢字です。
「護」は「まもる」「助ける」「かばう」という意味を表すほか、サンスクリット語の別称である梵語の音訳に用いられることもあります。
「護」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「護」の間違いやすい読み方は「かく」です。
「護」とよく似た「穫」や「獲」という漢字の音読みが「かく」になるため取り違えそうになるかもしれませんが、誤用となります。
また、「穫」と「獲」の訓読みである「か(る)」や「え(る)」などとも混同しないよう注意しましょう。
「護」を使った熟語
「護」は様々な熟語に使用されています。
次に、その一部を紹介します。
「保護」
「保護」は「ほご」と読む熟語で、「外部からの危険などからかばって守ること」および「応急の救護が必要である際に警察などに留めておくこと」といった意味があります。
「自然を保護する」「迷子児童を保護する」のように使われます。
「弁護」
「弁護」は「相手の利益になるよう主張して助けたり、相手に代わって事情などを述べてかばったりすること」を表す言葉で、「べんご」と読みます。
「家族を弁護する」「自己弁護」などのように用います。
「護謨」
「護謨」は「ごむ」と読む言葉で、「微少な力で伸びて、外からの力を除くとほぼ瞬間的に元の状態に戻る物質」を示します。
通常はカタカナで「ゴム」と記されます。
「護謨」は難読漢字としても有名です。
まとめ
「護」の正しい読み方は「ご」や「まも(る)」です。
形が似ている「穫」や「獲」などと取り違えて読まないよう区別して理解しておきましょう。
ぜひ漢字の正しい読み方を学ぶ参考にしてください。