この記事では、「負担」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「負担」の正しい読み方は「ふたん」と「またん」どちら
「負担」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「負」の漢字の音読みは「フ」で、訓読みは「ま(ける)・ お(う)」です。
また、「担」の漢字の音読みは「タン」で、訓読みは「かつ(ぐ)・にな(う)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ふたん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「またん」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「負担」の正しい読み方は「ふたん」と「またん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「負担」の正しい読み方は「ふたん」で、「またん」と読むのは間違いです。
この熟語では少し特殊な湯桶読みではなく、最も一般的な読み方である音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
ちなみに、「負」を使った熟語で、訓読みの「ま」や「まけ」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりません。
「負担」の意味
「負担」とは「力量を超えて重すぎる仕事や責任のこと」及び「義務や責任などを引き受けること」を意味する言葉です。
「負担」の言葉の使い方や使われ方
・『仕事は課内の皆で分担したと言うものの、彼の負担は他の人より大きすぎる』
・『この費用は、全員で負担することに決めました』
まとめ
「負担」の正しい読み方は「ふたん」で、「またん」と読むのは間違いです。
また、この「負担」とは「力量を超えて重すぎる仕事や責任のこと」及び「義務や責任などを引き受けること」を意味する言葉です。