「貫」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「貫」の読み方とは? 読み方

この記事では、「貫」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「貫」の正しい読み方は「カン」と「つらぬ・く」

「貫」は、音読みで「カン」と読みます。

また、訓読みでは「貫く」と書いて「つらぬく」あるいは「ぬく」と読みます。

「貫」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「貫」と形のよく似ている漢字には「貴」があります。

「貴」「貴族(きぞく)」「貴い(とうとい)」のように音読みで「キ」、訓読みで「とうと・い」と読みます。

そのため「貫」「キ」「とうとく」などと読み間違えてしまう可能性があります。

「貫」を使った熟語

漢字の「貫」は、つらぬくことを意味する「毌」と貨幣を意味する「貝」で構成されており、銭に紐などを通した状態を表しています。

その「貫」「突き通る」「し通す」などの意味を持ち、そのほかに、ならわし、貨幣の単位という意味で使われることもあります。

ここでは「貫」を使った熟語の「貫通」「貫禄」を紹介します。

「貫通」

「貫通(かんつう)」は、最初から最後までつらぬくことです。

漢字の「通」「貫」と同様につらぬくことを意味しており、「貫」「通」を組み合わせた「貫通」は、ものの中を通り抜けるさまを表しています。

「貫禄」

「貫禄(かんろく)」は、見た目から立派な雰囲気や風格が感じられることです。

「貫」は貨幣の単位、「禄」は、官に使えるものの給与を意味しており、これらを組み合わせた「貫禄」は高給を得る者に備わる風格を表す言葉として使われるようになりました。

現代では、単に体格が良いことを表す場合もあります。

まとめ

「貫」「カン」または「つらぬく」と読む漢字です。

見た目の似ている漢字「貴」と間違えないように気を付けましょう。

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