この記事では、の読み方を分かりやすく説明していきます。
「貸与」の正しい読み方は「しゃくよ」と「たいよ」どちら
「貸与」の言葉は、日常やビジネスでも使われることが多く、また難読熟語でもないので、正しい読みが分かっている方は多いでしょうが、復習の意味で記事を確認してください。
最初に「貸与」の熟語に使われている漢字の読みを個別に説明します。
「貸」の漢字の音読みは「タイ」で、訓読みは「か(す)」です。
また「与」の漢字は音読みが「ヨ」で、訓読みは「あた(える )」です。
従って、二つの漢字の音読みを繋げば「たいよ」となります。
しかし、「貸」の漢字は「しゃく」とは読めず、「しゃくよ」と読むのは間違いだと思えますが、結論はどうでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、先に推察した通り、「貸与」の正しい読み方は「たいよ」であり、「しゃくよ」と読むのは間違いです。
「貸与」の意味
「貸与」とは、「お金や品物を貸し与えること」、「返却を条件として金品の使用を許すこと」を意味する言葉です。
この「貸す」の対義語は「借りる」で、この「借」の漢字の音読みは「シャク」です。
従って、「貸与」を「しゃくよ」と読む間違いは、「貸」を「借」と取り違えたのが理由だろうと思われます。
「貸与」の言葉の使い方や使われ方
・『この制服は、会社から貸与されているもので、退職時には返却が必要です』
・『彼は無利子の奨学金の貸与を受けて、大学を卒業することが出来た』
まとめ
「貸与」の正しい読み方は「たいよ」であり、「しゃくよ」と読むのは間違いです。
また「貸与」とは、「お金や品物を貸し与えること」、「返却を条件として金品の使用を許すこと」を意味する言葉です。