「赤痢」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「赤痢」の読み方とは? 読み方

「赤痢」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「赤痢」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「赤痢」の正しい読み方は「せきり」

「赤痢」の正しい読み方は「せきり」です。

「赤」には「赤道」【せきどう】「赤裸々」【せきらら】など「せき」という読み方があります。

「痢」「痢病」【りびょう】「下痢」【げり】など「り」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「せきり」「赤痢」の正しい読み方です。

「赤痢」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「赤痢」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あかり」「しゃくり」です。

「赤」には「赤身」【あかみ】「目赤」【めあか】など「あか」という読み方のほか「赤銅」【しゃくどう】「赤石脂」【しゃくせきし】など「しゃく」とも読みます。

「赤痢」の正しい読み方は1つしかなく「せきり」以外は読み間違いです。

「赤痢」について説明

「赤痢」とは、「赤痢菌によって発症する感染症」です。

非常に感染力が強く汚染された手指で触れたものを介して感染します。

数日間の潜伏期間を経て発症後は1週間程度重い症状が続きます。

重度の下痢が特徴的で発熱や悪寒も伴い重度の場合は死に至ることも珍しくない病気です。

江戸時代に流行した時は人が簡単に死ぬことからコロリと呼ばれたほど恐ろしい病気でした。

医学の進歩により現在は適切な治療を受ければ95%以上の回復率ですが、適切な治療が受けられなければ半数近くが死亡する恐ろしい感染症です。

「赤痢」の言葉の由来

腸からの出血により便が赤くなることに由来します。

まとめ

「赤痢」はまだ根絶されていません。

読み方と合わせて感染予防法も知っておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました