この記事では「踵部」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「踵部」の正しい読み方は「しょうぶ」
「踵部」の正しい読み方は「しょうぶ」です。
これは「踵」の音読み「しょう」と「部」の音読み「ぶ」を組み合わせた読み方となっています。
「踵部」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「踵」は訓読みで「かかと」と読むので「踵部」を「かかとぶ」と読んでしまいがちです。
また「踵」は「重」(ジュウ、チョウ)という漢字が含まれているために「踵部」を「じゅうぶ」「ちょうぶ」と読み間違える可能性もあります。
「踵部」について説明
「踵部」とは、踵(かかと)の別の名称。
医療用語では「踵部」が正式な呼び方になります。
「踵部」は足首の背中側の下から足の裏にある、踵骨(しょうこつ)が厚い皮膚に覆われた部位を指します。
主に、脚と足の甲を連結させ、全身の体重を支えると同時に、歩いたり走ったりするときに足の裏にかかる衝撃をやわらげる役割を担っています。
大きな負担がかかる部位であるため、「踵骨」は大きくて丈夫で、皮膚も厚く硬くなっているのが特徴です。
なお、靴を履いた時には靴の内側との摩擦で靴ずれが起こりやすい、加齢や足裏の筋肉疲労によって「足底腱膜炎」を発症すると痛みを感じる、といった弱点もあります。
通常は「かかと」と呼ばれることが多く、西日本では「きびす」とも呼ばれています。
まとめ
「踵部」の正しい読み方は「しょうぶ」です。
医療従事者以外の方にとっては読み方が難しいと感じるかもしれません。
「かかとぶ」と読まないよう、正式な読み方を確認しておきましょう。