この記事では、「身近」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「身近」の正しい読み方は「みじか」と「みぢか」どちら
身近の漢字を目にして、読み方をみじかと表記してしまう人がいるものです。
確かに身近の発音を耳で聞いた際には、みじかという風に聞こえるかもしれません。
ですが実際に身近の読み方を文字表記する際には、みじかではなく、みぢかと表記するのが正解なので注意が必要です。
正しい読み方の結論
身近の正しい読み方は、みじかではなく、みぢかとなっています。
ただし身の漢字は、そのままみと読む事が出来ますが、その後に続く近の漢字は単体で、ちかと読めても、ぢかとは読みません。
というのも身近の近の漢字を、ぢかと読むのは、連濁と呼ばれる特殊な読み方によるものです。
連濁とは、2つの語が結び付いて1つの語となる際に、発音し易くするために後ろの語が、濁音に変化します。
そのため身近の近は、ちかではなく、ぢかという読み方になるのです。
「身近」の意味
身近は、人のからだやわがみといった意味がある身の漢字に、人間関係がちかいやある場所にちかいといった意味を有する近の漢字を加える事で完成した言葉となっています。
だからこそ身近は、自分の身体に近いや関係が近いといった意味を示すのです。
「身近」の言葉の使い方や使われ方
・『現代人の多くは、常に身近な場所にスマホを置く事が習慣化しています』
・『家族と呼べる程に身近な存在だった愛犬が亡くなってしまい、とても悲しいです』
・『私は身近な問題に対処するのに精一杯で、世界情勢云々にまで気を回す余裕はありません』
まとめ
身近の読み方の文字表記をする際に、耳で聞いた音の印象から、みじかと表記してしまう人が珍しくありません。
ですが身近の正しい読み方の表記は、みじかではなく、みぢかとなるので注意が必要です。
そんな身近ですが、自分の身体の近くである事や深い関係にある事といった意味を表します。