「輩出」の読み方と意味とは?「さいしゅつ」と「はいしゅつ」の正しい読み方について詳しく解釈

「輩出」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「輩出」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「輩出」の正しい読み方は「さいしゅつ」と「はいしゅつ」どちら

「輩出」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、説明します。

「輩」の漢字の音読みは「ハイ」で、訓読みは「ともがら・やから」です。

また「出」の漢字の音読みは「シュツ・スイ」で、訓読みの方は「で(る)・だ(す)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「はいしゅつ」と読めることが分かります。

しかし、「輩」の漢字には「さい」との読みがないことから、「さいしゅつ」とは、読めそうにもなく、間違いではないかと推察されます。

さて、「輩出」の正しい読み方は「さいしゅつ」「はいしゅつ」の、どちらなのでしようか。

正しい読み方の結論

結論としては、「輩出」の正しい読み方は「はいしゅつ」で、「さいしゅつ」と読むのは、先に感じの個別の読みから推察した通り、間違いです。

「さいしゅつ」との読みの熟語には「国や地方公共団体の会計年度における支出の総額のこと」を意味する「歳出」があり、次に示す「輩出」の意味とは全く異なるため、誤解を招かぬように読み間違えぬよう注意が必要です。

「輩出」の意味

「輩出」とは「優れた人物が続いて世に出ること」を意味する言葉です。

「輩出」の言葉の使い方や使われ方

・『この大学は、小さな大学ですが、多くの著名な経営者を輩出していることで有名です』
・『この大学は、多くのオリンピック選出を輩出していることで有名です』
・『松下村塾は、多くの明治維新の著名人を輩出している』

まとめ

「輩出」の正しい読み方は「はいしゅつ」で、「さいしゅつ」と読むのは、明らかに間違いです。

また、この「輩出」とは「優れた人物が続いて世に出ること」を意味する言葉です。

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