この記事では、「退ける」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「退ける」の正しい読み方は「どける」と「しりぞける」どちら
退けるの文字を見た人の中には、どけるという読みと、しりぞけるという読みが、一緒に頭に浮かんでしまう人がいたりするのです。
お陰でどちらの読み方が正しいのか、と悩んでしまったりします。
ですが実際の所、退けるの文字は、どけるとしりぞけるの両方の読み方が可能です。
そのため、どけると読んでも、しりぞけると読んでも、どちらも正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
退けるは、どけるとしりぞけるという両方の読み方が可能な言葉です。
ただし退の漢字には単独でも、しりぞという読みがあるので読み易いかったりします。
ややこしいのが、どけるという読みの方で、退の漢字単体には、どという読みは存在しません。
ですが退の漢字の、のという読みから転じて退けるは、のけるだけでなく、どけるとも読む様になったのです。
「退ける」の意味
退けるは、読み方により表す意味合いに幾分の変化が生じます。
どけると読んだ場合には、現在の場所から別の場所に去らせる、といった意味を表すのです。
一方の、しりぞけると読んだ場合では、後方に下がらせるや引き下がらせるといった意味を示します。
「退ける」の言葉の使い方や使われ方
・『猛攻を仕掛けて来た敵を、上手く退ける事が出来ました』
・『この道を進むには、故障して動かなくなった車を退ける必要があるのです』
・『残念ながら、控訴を退ける判決が下ってしまいました』
まとめ
退けるの文字を見て、どけると読むべきか、しりぞけると読むべきかで悩む人もいたりするのです。
ですが退けるは、どけると読んでも、しりぞけると読んでも正解な言葉となっています。
もっとも同じ漢字でも読み方により、示す意味合いのニュアンスに違いが生じるので、その点には注意が必要です。
ちなみに、どけると読んだ時には、今の位置から去らせるという意味を表します。
しりぞけると読むと、撃退する事や後方に下がらせる、という様な意味を示すのです。
