この記事では、「途端」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「途端」の正しい読み方は「とたん」と「とっぱ」どちら
「途端」は「とたん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「途」の音読みは「と・ず」、訓読みは「みち」、「端」の音読みは「たん」、訓読みは「はし・は・はた ・ただ(しい)・はな・はじ(め)・はした」です。
「途端」と表記する場合「とっぱ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「途端」の正しい読み方は「とたん」です。
「とっぱ」とは読みません。
「途端」の意味
「途端」の意味は、「あることが行われた、その瞬間」です。
名詞として辞書には載っていますが、「途端に」として副詞として使われるこも多く、ある動作をしたそのすぐ後に、何かが起きること表します。
「途」は「道・道筋」という意味、「端」は「ものごとのはじめ・いとぐち・きっかけ」という意味、「途端」で「あることのきっかけとなる道筋のこと」になります。
口語的な表現に聞こえますが、文章にも使われます。
基本的に、きっかけとなるものごとを表す文節と、その結果起きたものごとを表す文節の間に使われる言葉です。
「途端」の言葉の使い方や使われ方
「途端」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ドアを開けた途端に猫が飛び出してきた』
・『彼はお酒を飲んだ途端、人格が変わる』
・『噂話を始めた途端、本人が現れた』
まとめ
今回は「途端」の読み方について紹介しました。
「途端」の正しい読み方は「とたん」で、「とっぱ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。