「連呼」とは声を使って行うある行為を表す言葉です。
具体的にどのような行為のことで何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「連呼」の正しい読み方と意味について解説します。
「連呼」の正しい読み方は「れんこ」と「れんよ」どちら
「連呼」という言葉の読み方として当てはまりそうなのが「れんこ」と「れんよ」です。
「れんこ」と「れんよ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「連呼」の正しい読み方は「れんこ」です。
「連」は「連投」【れんとう】「重連」【じゅうれん】など「れん」と読みます。
「呼」は「呼称」【こしょう】「点呼」【てんこ】など「こ」と読むほか、「呼び声」【よびごえ】「呼び出し」【よびだし】など「よ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「れんこ」と「れんよ」のうち「連呼」の正しい読み方は「れんこ」2つのです。
「連呼」の意味
「連呼」とは、「同じ言葉を何度も繰り返して声に出すこと」を意味する言葉です。
人名や商品名など同じ内容を何度も繰り返して声に出すことを指します。
一般的には大きな声で口にするさまを指し、宣伝や広告など口にしている内容を周囲の人に強く印象付けて知らせる目的で行われます。
基本的に同じ内容を繰り返すのみで会話にはなりません。
同じことを一方的に繰り返し続けるようなコミュニケーションをとらずにただ口にするだけの様子を指して「連呼」と表現します。
「連呼」の言葉の使い方や使われ方
・『候補者の名前を連呼する』
・『商品名を連呼する』
・『ずっと連呼されていたのでいつのまにか名前を憶えてしまった』
まとめ
「連呼」の読み方は「れんこ」が正しく「れんよ」ではありません。
効果は期待できるものの印象はあまり良くないので実践する場合は周囲とトラブルにならないように注意してください。