物事の失敗事例を調べてみると「過信」が原因になっている例が多く見られます。
この言葉はどんな行為で読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「過信」の正しい読み方と意味について解説します。
「過信」の正しい読み方は「かしん」と「かのぶ」どちら
「過信」という言葉の読み方を漢字の読みから推察すると「かしん」と「かのぶ」になります。
「かしん」と「かのぶ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「過信」の正しい読み方は「かしん」です。
「過」は「過大」【かだい】「通過」【つうか】など「か」と読みます。
「信」は「信頼」【しんらい】「安心」【あんしん】など「しん」と読むほか、「信長」【のぶなが】「国信」【くにのぶ】など「のぶ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かしん」と「かのぶ」の2つのうち「過信」の正しい読み方は「かしん」です。
「過信」の意味
「過信」とは、「信じすぎること」を意味する言葉です。
実際よりも価値を高く見積もったり本来の力量よりも強いと思ったりなど、過剰に信頼したり信用を強く持ちすぎたりする様子を表します。
信じるのは悪いことではありませんが信じすぎると本来の正常な状態よりも過度に期待してしまい負荷をかけすぎたり役割を求めすぎたりして失敗を招いてしまいます。
悪い結果につながるような過剰な信頼や信用を表す言葉が「過信」です。
「過信」の言葉の使い方や使われ方
・『機械の性能を過信してはいけない』
・『自分を過信しすぎて窮地に追い込まれた』
・『実力を過信する者は早く身を滅ぼす』
まとめ
「過信」は「かしん」と読むのが正しく「かのぶ」と読むことはありません。
日常会話でも使う表現なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。