この記事では、「過半数」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「過半数」の正しい読み方は「かはんすう」と「かはんかず」どちら
「過半数」の「過」は、音読みで「カ」、訓読みで「す(ぎる)」、「す(ごす)」、「あやま(ち)」などと読みます。
また「半」は、音読みで「ハン」、訓読みで「なか(ば)」となります。
さらに「数」は、音読みで「スウ」、「ス」、訓読みで「かず」、「かぞ(える)」と読むことができます。
「過」、「半」、「数」を音読みにすると、「かはんすう」と読むことができます。
一方、「過」と「半」を音読み、「数」を訓読みにすると、「かはんかず」になりますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「過半数」の正しい読み方は「かはんすう」です。
「数」は「かず」とも読めますが、「過半数」の場合は「かはんすう」と読みます。
「過半数」は「かはんかず」ではなく、「かはんすう」と読むようにしましょう。
「過半数」の意味
「過半数」とは、全体総数の半分より多い数のことを言います。
「過半数」の「過」は、「すぎる」、「過去」、「通過する」などを意味しています。
また「半」は、「半分」、「中ほど」、「途中」などを表しています。
さらに「数」は、「物の量」、「かず」、「数字」などの意味を持っています。
そのため、「過半数」は漢字の意味から見ると、「半分を過ぎる数」と言う意味合いになります。
「過半数」の言葉の使い方や使われ方
・『有権者の過半数を占めた』
・『残念ながら過半数に及ばなかった』
・『過半数を大幅に超えた』
まとめ
「過半数」と関連した語としては、「多数(たすう)」、「大半(たいはん)」、「大方(おおかた)」、「殆(ほとん)ど」、あるいは「大部(だいぶ)」などが挙げられます。
「過半数」は「かはんかず」ではなく、「かはんすう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。