「過日」の正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「過日」の正しい読み方と意味について解説します。
「過日」の正しい読み方は「かじつ」と「かにち」どちら
「過日」という言葉の読み方として考えつくのは「かじつ」と「かにち」の2つです。
「かじつ」と「かにち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「過日」の正しい読み方は「かじつ」です。
「過」は「過大」【かだい】「超過」【ちょうか】など「か」と読みます。
「日」は「本日」【ほんじつ】「落日」【らくじつ】など「じつ」と読むほか、「日時」【にちじ】「毎日」【まいにち】など「にち」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできるると「かじつ」と「かにち」が候補になりますが「過日」の正しい読み方は「かじつ」です。
「過日」の読み方は「かじつ」ひとつしかなく「かにち」と読むことはありません。
「過日」の意味
「過日」とは、「すでに過ぎ去った過去のある日」を指す言葉です。
今よりも前のある日を表す言葉で、具体的な日時を指定せず過去であることのみを指して使います。
過去の出来事や物事について語るときは必ずしも具体的な日時をはっきりさせる必要はありません。
現時点では既に終わった過去であるとはっきりしていれば十分な場面はよくあります。
そのような時に用いられる表現が「過日」です。
日時を特定しない過去を表す表現で「先日」や「この間」と同じような意味合いで使われます。
「過日」の言葉の使い方や使われ方
・『過日は大変お世話になりました』
・『過日はお忙しい中足を運んでいただきありがとうございます』
・『過日よりご依頼いただいていた件が本決まりになりました』
まとめ
「過日」は「かじつ」の読み方が正しく「かにち」など他の読み方は全て誤りです。
示す表現としてよく使われるので読み方と意味を知っておきましょう。
