この記事では、「遺言」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遺言」の正しい読み方は「いごん」と「いごと」どちら
「遺」という漢字は訓読みでは「遺(のこ)す」や「遺(す)てる」、「遺(わす)れる」と読み、音読みでは「ゆい」や「い」と読みます。
そして、「言」という漢字は訓読みでは「言(い)う」や「こと」、「ことば」と読み、音読みでは「げん」や「ごん」と読みます。
「遺言」の場合、「遺」と「言」それぞれに音読みを当て、「ゆいごん」や「いごん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「遺言」の正しい読み方は「ゆいごん」や「いごん」になります。
「遺言」の意味
「遺言」は「ゆいごん」と読むか、「いごん」と読むかによって指し示す意味が異なります。
「遺言(ゆいごん)」として用いる場合、指し示すのは「生前に、死後のことについて遺す言葉」という意味です。
「言葉」とありますが、口頭での言葉のみならず、動画や録音したものであっても「遺言」という表現が用いられます。
そして、「遺言(いごん)」として用いる場合、「自分の死後、法律上の効力を発生させるために、定められた方式に従って遺す意思表示」という意味を指し、主に法律用語として専門家により使われています。
「遺言」の言葉の使い方や使われ方
・『死後のことを考えて、今のうちから遺言の用意をしておくことにした』
・『故人の遺言に従って、遺産は兄弟たちへと分配された』
まとめ
・「遺言」の正しい読み方は「ゆいごん」や「いごん」になり、どちらの読みを用いるかによって意味が変わります。
・「遺言(ゆいごん)」は「生前に、死後のことについて遺す言葉」という意味を指し示す言葉です。
・「遺言(いごん)」は「自分の死後、法律上の効力を発生させるために、定められた方式に従って遺す意思表示」という意味を指し示し、主に法律用語として使われています。