「遼」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「遼」の読み方とは? 読み方

この記事では、「遼」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「遼」の正しい読み方は「りょう」と「はる(か)」

「遼」は音読みだと「りょう」と読み、訓読みだと「はる(か)」と読む漢字です。

「遼」には「遠く離れている」「はるか」「中国の王朝名」という意味が含まれています。

「遼」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「遼」は字体が「遠」に似ているため、「遠」の音読みである「えん」「おん」、訓読みである「とお(い)」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。

また「はる(か)」と読むことから、同じ訓読みを持つ「遥か」と混同してしまい「遥」の音読みである「よう」を当てて、読み間違えてしまうケースも考えられます。

「遼」を使った熟語

ここでは「遼」を使ったいくつかの例文を紹介していきます。

「遼遠(りょうえん)」

「遼遠」「はるかに遠いことやその様」を意味する言葉です。

「遼東半島(りょうとうはんとう)」

「遼東半島」は中国遼寧省南部に位置する半島です。

大連などの都市があり、中国では第二位の大きさを誇る半島になります。

遼東という名前は遼河の東岸に位置する半島という意味を表しています。

「張遼(ちょうりょう)」

「張遼」は中国の後漢末期から三国時代にかけて活躍した武将であり、字を「文遠」と言います。

後漢末期の動乱の時期に丁原、董卓、呂布と主君を変えていった後、曹操の配下となりました。

まとめ

「遼」は音読みだと「りょう」と読み、訓読みだと「はる(か)」と読む漢字であり、「遠く離れている」「はるか」「中国の王朝名」という意味が含まれているということでした。

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