新宿にある特徴的な形のビルには「都庁」があります。
「都庁」とはどのようなもので何と読めば良いのでしょうか。
今回は、「都庁」の正しい読み方と意味について解説します。
「都庁」の正しい読み方は「とちょう」と「みやこちょう」どちら
「都庁」という言葉の読み方を漢字の読みから推察すると「とちょう」と「みやこちょう」が浮かびます。
「とちょう」と「みやこちょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「都庁」の正しい読み方は「とちょう」です。
「都」には「都心」【としん】「首都」【しゅと】など「と」という読み方と、「都踊」【みやこおどり】「都落ち」【みやこおち】など「みやこ」という読み方があります。
「庁」は「庁舎」【ちょうしゃ】「官庁」【かんちょう】など「ちょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「とちょう」と「みやこちょう」のうち「都庁」の正しい読み方は「とちょう」です。
「都庁」の意味
「都庁」とは、「東京都の行政の中心を担う行政機関」を指す言葉です。
東京都の行政事務を取り扱う役所のことで、東京都行政の中心を担います。
都道府県の行政の中心に位置する行政機関を「庁」といい「県庁」「道庁」「府庁」と同じ役割を果たす機関です。
市町村を包括する地方公共団体として行政事務を担当するほか都市計画や上下水道、消防など都の権限で行われるさまざまな行政実務を担当します。
「都庁」の言葉の使い方や使われ方
・『都庁を見学する』
・『新宿には都庁の庁舎がある』
・『東京都知事は都庁に執務室がある』
まとめ
「都庁」の読み方は「とちょう」が正しく「みやこちょう」ではありません。
東京都在住の人もそうでない人も一般常識として憶えておきましょう。