この記事では、「酷似」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「酷似」の正しい読み方は「こくじ」と「こくに」どちら
酷似の漢字を目にした人の中には、こくにという読み方をしてしまう人もいるものです。
確かに酷の漢字は単体でも、こくと読む事が出来るし、似の漢字も、にという読む事が出来ます。
なのでその2つの合わせて、こくにと読んでしまう事自体は理解出来ますが、残念ながら酷似を、こくにと読むのは間違いです。
正しくは、こくじと読むべき言葉となっています。
正しい読み方の結論
酷似は、こくじと読むのが正解な言葉です。
というのも酷の漢字はそのまま、こくと読める上に、似の漢字の方も単独で、じと読む事が出来ます。
そのためこの2つの読み方を組み合わせて酷似は、こくじと読むのが正しい読み方となっているのです。
「酷似」の意味
酷似は、程度がひどいや容赦なく厳しいといった意味を持っている酷の漢字に、にるや互いに同じ様に見えるといった意味がある似の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ酷似は、非常に良く似ているという意味を表すのです。
「酷似」の言葉の使い方や使われ方
・『彼らは他人同士とは思えない程に、顔が酷似しています』
・『あの新製品とうちの製品が見た目だけでなく、使い方まで酷似しているのは、偶然とは思えません』
・『私の意見と彼女の意見が酷似していて、非常に驚きました』
まとめ
酷の漢字は、こくと読めるだけでなく、似の漢字も、にと読む事が出来ます。
お陰でその2つの読みを合わせて酷似を、こくにと読んでしまう人もいるものです。
ですが酷似を、こくにと読むのは誤りで、こくじと読むのが正しい読み方となっています。
そんな酷似は、そっくりな事といった意味を表現する際に、用いられる言葉です。