この記事では、「重奏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「重奏」の正しい読み方は「じゅうそう」と「おもそう」どちら
「重奏」の正しい読み方を考えるために、最初にこの熟語に使われている二つの漢字の個別の読みをチェックします。
「重」の漢字の音読みは「ジュウ・チョウ」で、一方の訓読みは「え・おも(い)・かさ(ねる)」です。
また、「奏」の漢字の音読みは「ソウ」で、訓読みは「かな(でる)」です。
ここから、単純に二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「じゅうそう」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「おもそう」と読める可能性があるこもが分かります、しかし、どちらの読み方が正しいかは、この漢字の個別の読み方から判断することは出来ません。
さて、「重奏」の正しい読み方は「じゅうそう」と「おもそう」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「重奏」の正しい読み方は「じゅうそう」であり、「おもそう」と読むのは間違いです。
この熟語では少し特殊な湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が、正しいと言うことになります。
また、実際にこんな読み方はありませんが、仮にこの熟語が湯桶読みが、正しい読みとなっていた場合には、次に示す「重奏」の意味から、「おもそう」ではなく、「かさそう」や「かさねそう」となっていたはずです。
「重奏」の意味
「重奏」とは、「二つ以上の旋律部を、それぞれ一人ずつが楽器で担当して演奏すること」を意味する言葉です。
「重奏」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は 弦楽四重奏団において、第1 バイオリンを担当しています』
・『ピアノジュエットも、二重奏のひとつとされています』
まとめ
「重奏」の正しい読み方は「じゅうそう」であり、「おもそう」と読むのは間違いです。
また、この「重奏」とは、「二つ以上の旋律部を、それぞれ一人ずつが楽器で担当して演奏すること」を意味する言葉です。