「金気」は金属に関連する言葉ですが、具体的にどのようなものを指し何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「金気」の正しい読み方と意味について解説します。
「金気」の正しい読み方は「かなけ」と「きんけ」どちら
「金気」という言葉の読み方として「かなけ」と「きんけ」の2つが思い当たります。
「かなけ」と「きんけ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「金気」の正しい読み方は「かなけ」です。
「金」には「金槌」【かなづち】「金棒」【かなぼう】など「かな」という読み方と、「金塊」【きんかい】「純金」【じゅんきん】など「きん」という読み方があります。
「気」は「気配」【けはい】「嫌気」【いやけ】など「け」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせると「かなけ」と「きんけ」になりますが「金気」の正しい読み方は「かなけ」です。
「金気」の意味
「金気」とは、「水の中に含まれる鉄分」または「金属の気配」を意味する言葉です。
天然水には成分の中に鉄分が含まれているものがあります。
鉄分を含んだ水を飲むとどことなく鉄っぽさを感じますが、水から感じられる鉄っぽさのことを「金気」と表現します。
「金気」のもうひとつの意味は「金属の気配や雰囲気」です。
金属に触れたり金属が近づいたりなど金属が感じられる様子を表します。
一部の葉物野菜は金属に触れるとしなびてしまうことから包丁を使わず手でちぎるなど「金気」を避けて調理します。
「金気」の言葉の使い方や使われ方
・『金気が強く飲料水には向かない』
・『火花が生じる可能性があるので火薬工場で金気は厳禁だ』
・『妖怪は金気を嫌うとされている』
まとめ
「金気」の読み方は「かなけ」が正しく「きんけ」は誤った読み方です。
読み間違いやすい言葉なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。