この記事では、「釘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「釘」の正しい読み方は「くぎ」と「テイ・チョウ」
「釘」の正しい読み方は、訓読みで「くぎ」、音読みで「テイ・チョウ」になります。
「釘」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「釘」は漢字一文字だけであり、「釘」のつくりの部分が「丁」であるため、「テイ・チョウ」という音読みをしやすくなっています。
「釘」の一般的な読み方である「くぎ」もよく知られているため、間違った読み方をしにくい漢字であると言えます。
「釘」を使った熟語
「釘」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。
「五寸釘」
「五寸釘」という言葉の正しい読み方は、「ごすんくぎ」になります。
「五寸釘」というのは、「大きさが大きくて長さもある釘(くぎ)」を意味している言葉です。
厳密には、「五寸釘」とは「曲尺(かねじゃく)と呼ばれる金属製の物差しで測って5寸の長さがある釘」のことを指しています。
「装釘」
「装釘」という熟語の正しい読み方は、「そうてい」になります。
「装釘」という言葉は、「書物(本)の外側の見た目・デザインを整えること」を意味しています。
「製本する際の装丁作業の仕上げ」のことを指しています。
「釘目」
「釘目」という言葉の正しい読み方は、「くぎめ」になります。
「釘目」の熟語は、「釘を打ち込んだ場所やその跡」の意味合いを持っています。
「釘煮」
「釘煮」という熟語の正しい読み方は、「くぎに」になります。
「釘煮」というのは、「兵庫県明石市の郷土料理で、イカナゴの幼魚を佃煮(つくだに)にしたもの」を意味している言葉です。
実際の釘が入っているわけではなく、佃煮の形が折れ釘に見えることに由来します。
まとめ
この記事では、「釘」の正しい読み方が「くぎ・テイ・チョウ」であることを示しました。
「釘」の間違いやすい読み方や「釘」を使った熟語の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。