この記事では、「鉛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鉛」の正しい読み方は「なまり」と「エン」
「鉛」の正しい読み方は、訓読みで「なまり」、音読みで「エン」になります。
「鉛」の常用漢字表外の読み方として、訓読みで「おしろい」があります。
「鉛」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鉛」は漢字一文字だけであり、「鉛」のつくりの部分が「沿」(エン)と同じであるため、「エン」という音読みを正しくしやすくなっています。
「鉛」の一般的な読み方である「なまり」も多くの人にすでに知られているため、間違った読み方はしにくいでしょう。
「鉛」を使った熟語
「鉛」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。
「鉛錐」
「鉛錐」という言葉の正しい読み方は、「えんすい」になります。
「鉛錐」という言葉は、「なまり(鉛)でつくられたおもり」のことを意味しています。
「鉛毒」
「鉛毒」という熟語の正しい読み方は、「えんどく」になります。
「鉛毒」という熟語は、「なまり(鉛)の持つ毒性」の意味合いを持っています。
「鉛中毒」
「鉛中毒」という言葉の正しい読み方は、「なまりちゅうどく」になります。
「鉛中毒」というのは鉛毒の一種であり、「鉛摂取によって引き起こされる中毒症状」を指しています。
重症化すると重度の貧血や手の麻痺、脳障害などの症状が起こることがあります。
「鉛白」
「鉛白」という熟語の正しい読み方は、「えんぱく」になります。
「鉛白」という言葉は、「塩基性炭酸鉛を主要成分とする古来からあるおしろい・白色顔料、鉛中毒のリスクがあるため、現代では使用されなくなったおしろい」を示唆しています。
まとめ
この記事では、「鉛」の正しい読み方が「なまり・エン」であることを示しました。
「鉛」の間違いやすい読み方や「鉛」を使った熟語の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。