「錯綜」の読み方と意味とは?「さくそう」と「しゃくそう」の正しい読み方について詳しく解釈

「錯綜」の読み方と意味とは? 読み方

「錯綜」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「錯綜」の正しい読み方と意味について解説します。

「錯綜」の正しい読み方は「さくそう」と「しゃくそう」どちら

「錯綜」という言葉の読み方としては「さくそう」「しゃくそう」の2つが考えられます。

「さくそう」「しゃくそう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「錯綜」の正しい読み方は「さくそう」です。

「錯」には「交錯」【こうさく】「錯誤」【さくご】など「さく」という読み方のほか、「そ」「まじる」「あやまる」などの読み方があります。

「綜」「綜覧」【そうらん】「綜括」【そうかつ】など「そう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせた「さくそう」「錯綜」の正しい読み方です。

「錯」「しゃく」という読み方は無く「しゃくそう」は誤った読み方です。

「錯綜」の意味

「錯綜」とは、「物事が複雑に入り混じること」を意味する言葉です。

「錯綜」「錯」には「交ざる」の意味があり「綜」には「多くのものが集まって一つになる」という意味があります。

多くのものが一つの場所に集まって複雑に入り乱れる様子が「錯綜」であり、交差点に車が一斉に集まってぐちゃぐちゃになるさまや色々な種類の情報が飛び交って整理できないくらい混沌としている状況などを表す時に用いられる表現です。

「錯綜」の言葉の使い方や使われ方

・『緊急時なので情報が錯綜している』
・『多くの車両が錯綜し危険な状態である』
・『指揮系統が分断され命令が錯綜している』

まとめ

「錯綜」「さくそう」と読むのが正しく「しゃくそう」とは読みません。

特に情報の混乱を表す言葉として使われるので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。

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