「鍛刀」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鍛刀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鍛刀」の正しい読み方は「たんとう」
「鍛刀」の正しい読み方は「たんとう」です。
「鍛」には「鍛造」【たんぞう】「鍛錬」【たんれん】など「たん」という読み方があります。
「刀」は「刀剣」【とうけん】「抜刀」【ばっとう】など「とう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「たんとう」が「鍛刀」の正しい読み方です。
「鍛刀」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鍛刀」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かとう」「たんかたな」です。
鍛」には「鍛冶」【かじ】「のように「か」という読み方があり「刀」は「刀掛」【かたなかけ】「刀傷」【かたなきず】など「かたな」とも読みますが「鍛刀」には当てはまりません。
「鍛刀」について説明
「鍛刀」とは、「金属から刀を作ること」を意味する言葉です。
金属を高温で加熱したり鎚で叩いたりして変質させ形を整えながら強度をあげ道具として使えるように加工することを「鍛える」【きたえる】といいます。
「鍛刀」とは金属を鍛えて刀にすることを表す言葉です。
片刃で細く反りの強い剣のことを「刀」といいます。
「鍛刀」は溶けた金属を型に入れて作る鋳造ではなく、金属を叩いて鍛え上げる製法で刀を作ることを表す言葉です。
同じ刃物武器でも斧や槍など刀に分類されないものには使えません。
「鍛刀」の言葉の由来
「刀を鍛える」に由来します。
まとめ
「鍛刀」は日常的に使うことがなく耳にする機会も限られる専門的な言葉ですが、知識として読み方と意味を知っておきましょう。
