この記事では、「閉塞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「閉塞」の正しい読み方は「へいそく」と「へいかん」どちら
「閉塞」の「塞」という漢字は訓読みでは「塞(ふさ)ぐ」、音読みでは「さい」、「そく」と読み、「かん」と読む用法はありません。
したがって、「閉塞」は「へいそく」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「閉塞」は正しくは「へいそく」と読みます。
「閉塞」の意味
「閉塞」は主に以下の意味を含む言葉です。
・「通路や出入口が塞がること」や「通路や出入口を閉じて塞ぐこと」
・「先行き不安なこと」や「将来の見通しが立たないこと」
など。
「閉」は「閉(と)じる」とも書くように、「閉ざす」や「閉める」、「閉じ込める」、「終える」などの意味を表す漢字です。
「塞」は先述したように「塞(ふさ)ぐ」とも書くように、「閉ざす」や「充ちる」、「満たす」のほか、「砦」や「要害の地」の意味を含める漢字になります。
したがって、「閉塞」は同じような意味を持つ漢字を重ねることで「閉ざすこと」や「塞ぐこと」をより強調させた言葉と言えます。
「閉塞」の言葉の使い方や使われ方
・『腸閉塞とは、腸に残った飲食物と消化液の流れが小腸、大腸で詰まってしまう症状のことである』
・『この閉塞した状況を打開するための策を講じなければならない』
・『長引く不況により、閉塞した経済状況は未だに改善の見通しが立っていない』
まとめ
・「閉塞」は正しくは「へいそく」と読みます。
・「閉塞」は主に「通路や出入口が塞がること」や「通路や出入口を閉じて塞ぐこと」、「先行き不安なこと」や「将来の見通しが立たないこと」などを意味する言葉です。