「開幕」はスポーツやショービジネスなどさまざまな場面で使われる言葉です。
この言葉が使われるのはどんな時でどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「開幕」の正しい読み方と意味について解説します。
「開幕」の正しい読み方は「かいまく」と「かいばく」どちら
「開幕」の読み方を漢字の読みから推察すると「かいまく」と「かいばく」の2つが浮かびます。
「かいまく」と「かいばく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「開幕」の正しい読み方は「かいまく」です。
「開」は「開場」【かいじょう】「展開」【てんかい】など「かい」と読みます。
「幕」は「幕前」【まくまえ】「天幕」【てんまく】など「まく」と読むほか、「幕府」【ばくふ】「幕臣」【ばくしん】など「ばく」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「かいまく」と「かいばく」になりますが「開幕」の正しい読み方は「かいまく」です。
「開幕」の意味
「開幕」とは、「物事が始まること」を意味する言葉です。
「開幕」の「幕」は客席と舞台を仕切る仕切幕のことで元々は「舞台と客席を仕切る幕が開いて舞台公演が始まること」を意味する言葉でしたが、そこから転じて舞台以外にもスポーツ興行やイベントなど催し物などが開かれることという意味で使われるようになります。
現在ではさらに拡大しイベントや催し物に限らず「物事が始まること」という意味で使われている言葉です。
一般的には予定していた初日を迎えて物事が始まる場合に「開幕」という表現が用いられます。
「開幕」の言葉の使い方や使われ方
・『プロ野球シーズンが開幕した』
・『開幕して早々にトラブルが起きた』
・『開幕からずっと大入り満員が続いている』
まとめ
「開幕」の読み方は「かいまく」が正しく「かいばく」と読むのは誤りです。
さまざまな物事を対象に使われている言葉なので正しい読み方と意味を憶えておきましょう。