「開示」という言葉は何を意味しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「開示」の正しい読み方と意味について解説します。
「開示」の正しい読み方は「かいじ」と「かいしめす」どちら
「開示」という言葉の読み方としては「かいじ」と「かいしめす」の2つが考えられます。
「かいじ」と「かいしめす」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「開示」の正しい読み方は「かいじ」です。
「開」は「開閉」【かいへい】「公開」【こうかい】など「かい」と読みます。
「示」は「提示」【ていじ】「掲示」【けいじ】など「じ」と読むほか、「示偏」【しめすへん】のように「しめす」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かいじ」と「かいしめす」のうち「開示」の正しい読み方は「かいじ」です。
「開示」の意味
「開示」とは、「普段は表に出されていないものを明らかにして示すこと」を意味する言葉です。
非公開の情報や隠されているデータなど普段は見られないものを表に出して明らかに示すことを表します。
一般的には行政や企業などが外部に見せていない情報を明らかにすることを指し、クローズドな情報をオープンにすることを表す言葉です。
求めや指図に応じて情報を表に出すことを表す言葉で、広く公に向けて明らかにする「公開」や制約をなくして自由にする「開放」とはニュアンスが異なります。
「開示」の言葉の使い方や使われ方
・『情報を開示する』
・『開示されたデータに不審な点はなかった』
・『会談内容は20年後に開示される予定だ』
まとめ
「開示」の正しい読み方は「かいじ」で「かいしめす」と読むことはありません。
情報公開関連で使われる言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。