「関所」の読み方と意味とは?「せきしょ」と「かんしょ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「関所」の読み方と意味とは? 読み方

時代劇で旅の途中に登場するのが「関所」です。

この言葉はどのような施設のことで何という読み方で読むのが正しいのでしょうか。

今回は、「関所」の正しい読み方と意味について解説します。

「関所」の正しい読み方は「せきしょ」と「かんしょ」どちら

「関所」という言葉の読み方は「せきしょ」「かんしょ」のどちらかです。

「せきしょ」「かんしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「関所」の正しい読み方は「せきしょ」です。

「関」には「関守」【せきもり】「関取」【せきとり】など「せき」という読み方と、「関心」【かんしん】「難関」【なんかん】など「かん」という読み方があります。

「所」「所作」【しょさ】「名所」【めいしょ】など「しょ」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせるとできる「せきしょ」「かんしょ」のうち「関所」の正しい読み方は「せきしょ」「かんしょ」は間違った読み方です。

「関所」の意味

「関所」とは、「交通の要所に設けられた検問施設」です。

古代から中世にかけて重要な道に設置された施設で、交通の取り締まりや検査などのために設けられた公的な施設を指します。

「関」には行き来をさえぎる障害という意味があり、「関所」は人や物の行き来を遮り制限するための場所を表します。

不審人物の行き来や品物の出入りを取り締まるための保安施設であり、現代でいうところの税関や保安ゲートのような役割の施設です。

「関所」の言葉の使い方や使われ方

・『箱根の関所を越える』
・『関所を通るには通行手形が必要だ』
・『関所破りを捕まえた』

まとめ

「関所」「せきしょ」と読み「かんしょ」ではありません。

現代では廃れた施設で使われていない言葉ですが知識として覚えておきましょう。

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