「陥落」の読み方と意味とは?「かんらく」と「けつらく」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「陥落」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「陥落」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「陥落」の正しい読み方は「かんらく」と「けつらく」どちら

「陥落」の正しい読み方を考えるために、この熟語に使われている漢字の個別の読みに付いて、最初に確認しておきます。

「陥」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「おちい(る)・おとしい(れる)」です。

また、「落」の漢字の音読みは「ガク・ラク」で、訓読みは「たの(しい)」です。

従って、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「かんらく」と読めますが、「陥」の漢字には「けつ」との読みがないことから、「けつらく」と読むことは出来ないと思えます。

さて、「陥落」の正しい読み方は、「かんらく」「けつらく」の、どちらが正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「陥落」の正しい読み方は、「かんらく」で、「けつらく」と読むのは明らかに間違いです。

「陥落」の意味

「陥落」とは、「落ち込むことや、攻め落とされることや、口説き落とされること」等を意味する言葉です。

ちなみに、「陥落」の熟語を「けつらく」と読み間違えることがあるなら、それは「一部分が欠け落ちること」を意味する「欠落」と、勘違いされてのことだと推察されます。

「陥落」の言葉の使い方や使われ方

・『ロシアはウクライナの首都のキーウ近郊まで攻めて来たが、ウクライナ軍が激しく抵抗し、首都陥落は免れた』
・『最初は反対していた彼も、友人の熱心な説得により、とうとう陥落した』

まとめ

「陥落」の正しい読み方は、「かんらく」で、「けつらく」と読むのは明らかに間違いです。

また、この「陥落」とは、「落ち込むことや、攻め落とされることや、口説き落とされること」等を意味する言葉です。

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