この記事では、「陽射」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「陽射」の正しい読み方は「ひざし」と「ひしゃ」どちら
「陽射」の正しい読み方を考えるために、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「陽」の漢字の音読みは「ヨウ」で、訓読みは「ひ・ひなた」です。
また、「射」の漢字の音読みは「シャ」で、訓読みは「い(る )・う(つ)・さ(す)・あ(てる)」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げば、「ひさし」と読め、これが発音を容易にする音変化の連濁で「さ」が「ざ」に音変化すれば「ひざし」と読める可能性があることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「ひしゃ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「陽射」の正しい読み方は「ひざし」と「ひしゃ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「陽射」の正しい読み方は「ひざし」で、「ひしゃ」と読むのは間違いです。
この熟語では、訓読みを重ねた読み方の方が正しいことになりますが、日本語における連濁等の音変化に知識がないと、正しい読み方に辿り着けないかも知れません。
「陽射」の意味
「陽射」とは「日の光がさすことや、その日の光のこと」を意味する言葉です。
ちなみに、この「ひざし」は「陽射し」や「日差し」と表記されることもあります。
「陽射」の言葉の使い方や使われ方
・『陽射が強いので、熱中症にならないように、木陰で少し休みました』
・『春の陽射を田舎の家の縁側で浴びると、何となく牧歌的な雰囲気が感じられます』
まとめ
「陽射」の正しい読み方は「ひざし」で、「ひしゃ」と読むのは間違いです。
また、この「陽射」とは「日の光がさすことや、その日の光のこと」を意味する言葉です。