「雁擬」の読み方と意味とは?「がんぎ」と「がんもどき」の正しい読み方について詳しく解釈

「雁擬」の読み方と意味とは? 読み方

「雁擬」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「雁擬」の正しい読み方と意味について解説します。

「雁擬」の正しい読み方は「がんぎ」と「がんもどき」どちら

「雁擬」という言葉の読み方としては「がんぎ」「がんもどき」の2つが考えられます。

「がんぎ」「がんもどき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「雁擬」の正しい読み方は「がんもどき」です。

「雁」「雁首」【がんくび】「」【野雁】など「がん」と読みます。

「擬」「擬態」【ぎたい】「擬物」【ぎぶつ】など「ぎ」と読むほか、「梅擬」【うめもどき】「鮎擬」【あゆもどき】など「もどき」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせるとできる「がんぎ」「がんもどき」のうち「雁擬」の正しい読み方は「がんもどき」です。

「雁擬」の意味

「雁擬」とは、「豆腐をすりつぶし野菜などと混ぜ油で揚げて作る料理」です。

豆腐から作る豆腐料理の一種であり自宅で作ることもありますが大抵の場合は豆腐屋など専門店が作ったものを購入して食します。

鳥の雁の肉に似せて作った料理であることから「雁擬」と名づけられたという説が有力ですがはっきりした由来はわかっていません。

ニンジンやゴボウ、レンコンや枝豆など様々な野菜が具材として使われます。

「がんも」という略称で呼ばれるほか「飛竜頭」【ひりゅうず】という別名もあります。

「雁擬」の言葉の使い方や使われ方

・『雁擬を甘辛く煮付ける』
・『揚げたての雁擬はとても美味しい』
・『雁擬は煮込みすぎると崩れてしまう』

まとめ

「雁擬」の読み方は「がんぎ」ではなく「がんもどき」です。

言葉は知っていても漢字で書くことはあまりないので覚えておきましょう。

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