この記事では、「難点」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「難点」の正しい読み方は「なんてん」と「むずかてん」どちら
「難点」は「なんてん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「難」の音読みは「なん・だん」、訓読みは「かた(い)・むずか(しい)・にく(い)」、「点」の音読みは「てん」、訓読みは「つ(ける)・とぼ(る)・とも(る)・た(てる)」です。
「難点」と表記する場合「むずかてん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「難点」の正しい読み方は「なんてん」です。
「むずかてん」とは読みません。
「難点」の意味
「難点」の意味は「処理や対応に困る部分」「問題として指摘するべきところ」です。
「難」は「事態がうまくいかない」「容易でない」「辛く苦しい事態にある」という意味、「点」は「小さなしるし」から転じて「特定の位置や個所」という意味、「難点」で「ものごとでうまくいかない特定の位置や箇所」「容易に克服できない短所」になります。
似た様な意味の言葉に「欠点」がありますが、こちらは「不十分な箇所」という意味で、補うべき事柄に使われる言葉です。
「難点」の言葉の使い方や使われ方
「難点」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は声が小さいことが難点だ』
・『この製品は操作が複雑なことが難点だ』
・『接客が苦手という難点を克服する』
まとめ
今回は「難点」の読み方について紹介しました。
「難点」の正しい読み方は「なんてん」「むずかてん」正しく読める様に覚えておきましょう。
