この記事では、「難題」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「難題」の正しい読み方は「なんだい」と「むずかだい」どちら
「難題」は「なんだい」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「難」の音読みは「なん・だん」、訓読みは「かた(い)・むずか(しい)・にく(い)」、「題」は音読みの「だい・てい」のみです。
「難題」と表記する場合「むずかだい」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「難題」の正しい読み方は「なんだい」です。
「むずかだい」とは読みません。
「難題」の意味
「難題」の意味は「与えられた内容で、詩歌や文章として作りにくい事柄」「容易に解決できない事柄」「無理な要求」です。
「難」は「事態がうまくいかない」「容易でない」「辛く苦しい事態にある」という意味、「題」は「書物や作品の内容を表す名」「解答を求める問い」という意味、「難題」で「容易にでない与えられた問い」「うまく解決できない事柄」になります。
四字熟語として「無理難題(むりなんだい)」としても使われ、「道理に合わない理不尽な要求」という意味になります。
「難題」の言葉の使い方や使われ方
「難題」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『このプロジェクトは予算オーバーという難題を抱えている』
・『資金不足という難題を乗り越えてトップ企業になる』
・『システムトラブルという難題が待ち受けていた』
まとめ
今回は「難題」の読み方について紹介しました。
「難題」の正しい読み方は「なんだい」で、「むずかだい」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。