「雨樋」の読み方と意味とは?「あまどい」と「あまおけ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「雨樋」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「雨樋」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「雨樋」の正しい読み方は「あまどい」と「あまおけ」どちら

雨樋の漢字を見て、あまおけと読んでしまう人もいたりするものです。

確かに雨の漢字はあまと読む事が出来ますが、樋の漢字には、おけという読みは存在していません。

恐らく、似た様な見た目である、桶の漢字と見間違えて、樋をおけと読んでしまうためだと考えられるのです。

なので当然ですが雨樋を、あまおけと読むのは間違いであり、正しくは、あまどいと読むべき言葉となっています。

正しい読み方の結論

雨樋は、あまどいという読み方をする言葉です。

もっとも雨の漢字は単体でも、あめと読む事は出来ますが、樋の方は、といはともかく、どいという読み方は出来ません。

そのため、あまどいという読み方にピンと来ない人は珍しくないです。

もっともこれは連濁と呼ばれる日本語の読み方で、2つの語が結び付いて1つの語になる際は、発音し易くするために後ろの語の語頭が、濁音に変化する現象によるものだったりします。

お陰で雨樋は、あまといではなく、あまどいと発音するのです。

「雨樋」の意味

雨樋は、あめやあめのように降るものといった意味がある雨の漢字に、水を送り流す目的で木や竹で作られた管といった意味を有する樋の漢字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から雨樋は、軒先で雨水を受けて地上に流すための樋といった意味を示すのです。

「雨樋」の言葉の使い方や使われ方

・『大雨により雨樋からも雨水が溢れています』
・『空き巣は雨樋を使って登り、2階の窓から侵入した模様です』
・『いつの間にか雨樋にひび割れが生じていました』

まとめ

雨には、あまという読み方がありますが、樋には、おけという読み方自体がありません。

だからこそ雨樋を、あまおけと読むのは完全に間違いで、あまどいと読むのが正解です。

そんな雨樋は、屋根の雨水を地上へと流すために設置される樋という意味の言葉として使用されています。

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