この記事では、「雨雲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雨雲」の正しい読み方は「あまぐも」と「あめぐも」どちら
「雨雲」の正しい読み方をおさらいするために、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「雨」の漢字の音読みは「ウ」で、訓読みは「あめ・あま」です。
また、「雲」の漢字の音読みは「ウン」で、訓読みは「くも」です。
ここから、訓読み+訓読みで二つの漢字の読みを繋げると、「あまくも」とも、「あめくも」とも読めることが分かります。
ここで、日本語において、発音を容易にするための音変化である「連濁」の変化をすれば、「くも」は「ぐも」と変化し、「あまぐも」とも「あめぐも」とも読めることになります。
しかし、どちらの読み方が正のかは、この分析からは分かりません。
さて、「雨雲」の正しい読み方は「あまぐも」と「あめぐも」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては「雨雲」の正しい読み方は「あまぐも」で、「あめぐも」と読むのは間違いです。
漢字の読みからは、どちらとも読めるのに間違いの読みがあったり、また「連濁」による音変化等、比較的簡単な漢字で構成される「雨雲」ですが、日本語の難しさが、ここにも出ていると言えます。
「雨雲」の意味
「雨雲」とは、「雨を降らせる可能性が高い雲」を意味する言葉です。
「雨雲」の言葉の使い方や使われ方
・『真っ黒な雨雲が近づいて来ており、もう10分もすれば、激しい夕立に見舞われると思われます』
・『雲は全て雨雲と言う訳ではなく、イワシ雲の様に、雨を降らせることのない雲もあります』
・『最近では雨雲レーダーによる降雨予測がされており、予測精度が高まっています』
まとめ
「雨雲」の正しい読み方は「あまぐも」で、「あめぐも」と読むのは間違いです。
また、この「雨雲」とは、「雨を降らせる可能性が高い雲」を意味する言葉です。