この記事では、「雪ぐ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雪ぐ」の正しい読み方
「雪ぐ」の正しい読み方は「そそぐ」です。
「そそ(ぐ)」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「雪ぐ」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「雪ぐ」は「ゆきぐ」「せつぐ」などと間違って読まれることがあります。
「雪ぐ」について説明
「雪ぐ」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「水で汚れを洗い落とす」という元の意味で、「すすぐ」とも言います。
「2つ目は「恥や汚名を、新たな名誉を得ることによって帳消しにすること」という意味です。
「雪ぐ」は動詞として「手足を雪ぐ」「汚辱を雪ぐ」などと使われます。
「雪ぐ」は「濯ぐ」とも書き、こちらの漢字は「そそぐ・ゆすぐ」と読みます。
「そそぐ」という意味で使われる時には同じ意味ですが、違う使い方もあることを覚えておきましょう。
また、同じ「そそぐ」と読む漢字に「注ぐ」がありますが、こちらは「水などが流れ込むこと」という意味で、全く違う言葉です。
「雪ぐ」の言葉の由来
「雪ぐ」は漢字の意味から成り立つ熟語です。
「雪」という漢字は、「冬に空から降って来る雨、つまり雪」の象形と、「雪を払うほうき」の象形から成り立っています。
ここから「清める」「すすぐ」「ゆき」という意味で使われる様になりました。
まとめ
今回は「雪ぐ」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。