この記事では、「雪洞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雪洞」の正しい読み方は「せつどう」、「せっとう」、「ぼんぼり」
「雪洞」の正しい読み方は「ぼせつどう」、「せっとう」、「ぼんぼり」となります。
「雪洞」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「雪洞」の「雪」は音読みで「セツ」、訓読みで「ゆき」、「すす(ぐ)」、「そそ(ぐ)」と読みます。
また、「洞」は音読みで「ドウ」、「トウ」、訓読みで「ほら」、「うろ」、「うつろ」、「つらぬ(く)」、「ふか(い)」と読むことができます。
そのため、「雪洞」を「ゆきどう」や「ゆきほら」などと読まないように気を付けたいものです。
「雪洞」について説明
「雪洞(せつどう)」とは、雪を掘って作った穴のことで、積雪時の露営や避難などで使われます。
そして、「雪洞(せっとう)」とは茶道で、木や竹の枠に白い和紙を張り、一部に小さな窓をあけたもので、風炉(ふろ)を覆うもののことを表しています。
この「雪洞(せっとう)」は、雪の洞穴の「雪洞(せつどう)」に見立てたところからきています。
さらに、「雪洞(ぼんぼり)」とは、紙や絹で覆いをつけた手燭(てしょく)のことや、小さな行灯(あんどん)の一種を指しています。
「雪洞(ぼんぼり)」は「雪洞(せっとう)」の形から発想を得て作られたので、この漢字になったと言われています。
まとめ
今回は「雪洞」についてご紹介してきました。
「雪洞」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。