「面目」の読み方と意味とは?「めんぼく」と「めんもく」の正しい読み方について詳しく解釈

「面目」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「面目」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「面目」の正しい読み方は「めんぼく」と「めんもく」どちら

「面目」には3つの読み方があります。

1つ目は「めんぼく」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「めいぼく」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

3つ目は「めんもく」で、こちらは音読みです。

「面」の音読みは「めん・べん」「目」の音読みは「もく・ぼく」です。

正しい読み方の結論

「面目」の正しい読み方は「めんぼく」「めいぼく」「めんもく」の3つです。

ただし、読み方により意味が多少違ってきます。

「面目」の意味

「面目」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「めんぼく・めいぼく」と読む場合、「世間や周囲に対する体面・立場・名誉」「世間からの自分に対する評価」「ものごとのありさま」という意味です。

「めいぼく」「めんもく」の音変化です。

「めんもく」と読む場合、「世間や周囲に対する体面・立場・名誉」「世間からの自分に対する評価」「顔かたち」「守るべき大本となるもの」という意味です。

「面目」は仏教用語で、元々は「めんもく」と読み、「人間の真の姿」「生命のありさま」という意味です。

ここから転じて「世間での立場」「人からの評価」という意味で使われる様になりました。

「面目」の言葉の使い方や使われ方

「面目」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『とんだ失態を演じて面目(めんぼく)ありません』
・『これで納期に間に合えば面目(めんぼく)が立つ』
・『随分と変わった面目(めんもく)の彫像だ』

まとめ

今回は「面目」の読み方について紹介しました。

「面目」の正しい読み方は「めんぼく」「めいぼく」「めんもく」の3つで、読み方により使い方が変わってきます。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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