「響」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「響」の読み方とは? 読み方

この記事では、「響」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「響」の正しい読み方は「きょう」と「ひびく」

「響」という漢字は、音読みでは「きょう」と読み、訓読みでは「ひびく」と読みます。

また、「ひびく」の連用形の名詞として「ひびき」という読み方が用いられる場合もあります。

「響」には、「音声が空気を通じて伝わること」「音が響くように何らかの作用が及ぶこと」といった意味があります。

「響」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「響」の間違えやすい読み方は「ごう」といえます。

「響」の上部分に「ごう」と読む「郷」の字が使われていることから、思わず「ごう」と読んでしまうことがあるかもしれませんが、正しくは「きょう」または「ひびく」と読みます。

「響」を使った熟語

「響」は様々な熟語に使われています。

次に、その一例を紹介します。

「音響」

「音響」「おんきょう」と読む言葉で、文字通り「音の響き」という意味があります。

「音響効果」「音響が優れる」のように使用します。

「反響」

「反響」「はんきょう」と読む熟語です。

「音が壁などにぶつかって反射し、再度耳に聞こえること」という意味を持ち、「鳴き声が壁に反響する」などのように使います。

また、「物事の影響によって生じる数々の反応」という意味もあり、「国内外で反響を巻き起こす」のように用います。

「影響」

「影響」「えいきょう」と読み、「物事の作用などが他にも及んで、反応や変化を生じさせること」という意味がある熟語です。

「大きな影響を及ぼす」「悪影響をもたらす」といった使用例があります。

まとめ

「響」「きょう」「ひびく」と読む漢字で、「音声が空気を通じて伝わること」「音が響くように何らかの作用が及ぶこと」という意味を持ちます。

多くの熟語に使われていますので、正しい読み方をマスターして様々な場面で使ってみてください。

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