この記事では、「飛燕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「飛燕」の正しい読み方は「ひえん」
飛行機や飛沫、飛来等の言葉を見れば分かる通り、飛の漢字は音読みでひと読む事が可能です。
後ろの燕は、燕尾服とか海燕の様に、音読みでえんと読む事が出来ます。
以上の事から飛の音読みであるひと、燕の音読みであるえんとを合体させる事によって、「飛燕」はひえんと読むのが正解となっているのです。
「飛燕」の間違った読み方や間違いやすい読み方
飛ぶとか飛ばすという言葉みたいに、飛は訓読みでとと読む事が出来ます。
続く燕は訓読みでは、つばめと読む事が出来る漢字となっているのです。
お陰で「飛燕」の漢字表記を目にした人の中には、訓読み同士を繋げて、とつばめと読んでしまう人もいたりします。
確かに飛の漢字をとと読むのも、燕の漢字をつばめと読むのも間違いではありません。
所が「飛燕」という言葉に対しては、訓読み同士を組み合わせた、とつばめという読みは誤りとなるので注意する必要があります。
「飛燕」について説明
「飛燕」は、飛んでいるつばめを示す言葉です。
更に旧日本軍が使用していた単座戦闘機の呼び名としても、使用されていました。
まとめ
飛は訓読みでとと読めるし、燕は訓読みでつばめと読めるのです。
故に「飛燕」の漢字表記を見た人の中には、訓読み同士を合わせて、とつばめという読み方をしてしまう人も存在しています。
ですが「飛燕」の言葉に関しては、訓読み同士を合体させるこの読み方は間違いです。
訓読み同士ではなく音読み同士を組み合わせる事で「飛燕」は、ひえんと読むのが正しい読み方となっています。
そんな「飛燕」は、飛んでいる状態のつばめや、旧日本軍が使っていた戦闘機の名前として利用されていたのです。