「饒舌」な人がグループに一人いると飽きないものですが、この言葉は何が正しい読み方でどのような人に対して使うのでしょうか。
今回は、「饒舌」の正しい読み方と意味について解説します。
「饒舌」の正しい読み方は「じょうじた」と「じょうぜつ」どちら
「饒舌」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「じょうじた」と「じょうぜつ」の2つが候補になります。
「じょうじた」と「じょうぜつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「饒舌」の正しい読み方は「じょうぜつ」です。
「饒」には「豊饒」【ほうじょう】「富饒」【ふじょう】など「じょう」と読みます。
「舌」は「猫舌」【ねこじた】「二枚舌」【にまいじた】など「じた」と読む以外に、「湿舌」【しつぜつ】「滑舌」【かつぜつ】など「ぜつ」とも読みます。
「じょうじた」と「じょうぜつ」の2つのうち「饒舌」の正しい読み方は「じょうぜつ」です。
「饒舌」の読み方はひとつしかなく「じょうじた」などその他の読み方はすべて間違いです。
「饒舌」の意味
「饒舌」とは、「よくしゃべること」を意味する言葉です。
ペラペラと話すおしゃべりな人を表す言葉で、話し出したら止まらないような話の長い人を表します。
「饒」は「多い」「豊か」という意味があり「舌」は話すことや言葉を表すので、言葉の量が多く次から次にしゃべるさまが「饒舌」です。
「饒舌」の言葉の使い方や使われ方
・『機嫌がいいのか今日は随分と饒舌だ』
・『酒が入ると饒舌になる』
・『饒舌な人の相手をするのは疲れる』
まとめ
「饒舌」の読み方は「じょうじた」ではなく「じょうぜつ」です。
日常的にも使われている言葉なので正しい読み方と意味を合わせて知っておきましょう。
