「高野山金剛峯寺」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「高野山金剛峯寺」の読み方とは? 読み方

この記事では「高野山金剛峯寺」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「高野山金剛峯寺」の正しい読み方は「こうやさんこんごうぶじ」

「高野山金剛峯寺」の正しい読み方は「こうやさんこんごうぶじ」です。

「金剛峯寺(こんごうぶじ)」は寺院の名前、「高野山(こうやさん)」は寺院の名前に付ける「山号」で、これらを組み合わせて「こうやさんこんごうぶじ」と読んでいます。

「高野山金剛峯寺」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「高野山」は訓読みで「たかのやま」とも読めます。

また「金剛峯寺」は、漢字の「峯」が訓読みで「みね」と読めるため、「こんごうみねでら」「こんごうみねじ」と読んでしまいがちです。

「たかのやまこんごうみねでら」と読むと、正式名称の「こうやさんこんごうぶじ」からかけ離れ、意味不明な言葉になってしまいます。

「高野山金剛峯寺」について説明

「高野山金剛峯寺」は、「高野山真言宗」の総本山(宗派の寺院を総括する所)である「金剛峯寺」の正式な名称です。

かつて弘法大師が真言密教の道場を開設するために和歌山県北部にある広大な山地を選び、この地に「金剛峯寺」を建立しました。

「金剛峯寺」という名前は、お経の一部からとられたもの、「高野山」は寺院の名前に付ける「山号(修行の場であることを示す称号)です。

山一帯を大きな寺に見立て、約4万8千坪もある大規模な境内に多数の寺院や宿が集まる宗教都市が形成されました。

その地が「高野山」と呼ばれ、日本仏教の聖地として崇められるようになりました。

「高野山」「一山境内地」と呼ばれ、「高野山」「金剛峯寺」そのものを指します。

なお「金剛峯寺」は高野町にありますが「高野山」という地名や山は実在していません。

まとめ

「高野山金剛峯寺」の正しい読み方は「こうやさんこんごうぶじ」です。

名前が長く、読み方も少し難しいのですが「たかのやまこんごうみねじ」と読み間違えないよう、正式名称を覚えておきましょう。

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