「鬼」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鬼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鬼」の正しい読み方は「おに」「き」
「鬼」の正しい読み方は「おに」と「き」の2つです。
「鬼」には「鬼退治」【おにたいじ】「赤鬼」【あかおに】など「おに」という読み方があるほか「鬼神」【きじん】「悪鬼」【あっき】など「き」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「おに」と「き」の2つが「鬼」の正しい読み方です。
「鬼」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鬼」のよくある間違った読み方として挙がるのが「おーが」です。
剣と魔法のファンタジーでよく見られる読み方ですが「鬼」に「おーが」という読み方はありません。
「おーが」は本来の正しい読み方ではない完全な当て字読みです。
ファンタジー小説や漫画作品などでは一般的に使われていますが正しい読み方ではないので注意してください。
「鬼」について説明
「鬼」とは、「頭に角が生えた想像上の怪物」のことです。
人間によく似た姿ですが頭に角が生えていて体色も赤や青など人間と異なり、優れた腕力で金棒を振り回して暴れ回る怪物を指します。
いわゆる妖怪や化け物の一種で桃太郎をはじめ数々のおとぎ話に登場するポピュラーな悪役です。
圧倒的な力を持つ人や物事にこだわる人の例えとしても用いられます。
「鬼」の言葉の由来
本来は死者の魂が弔われず化け物になった中国の怪物でゾンビに近い存在でしたが、日本でアレンジが施され現在多くの人がイメージする角が生えトラの腰巻きと金棒を持った姿が成立します。
この世の存在ではないことを意味する「隠」【おぬ】が「おに」の由来です。
まとめ
「鬼」は日本で最もポピュラーな怪物です。
節分では主役と言ってもいい存在なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。