「鳥頭」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鳥頭」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鳥頭」の正しい読み方は「とりあたま」「とりがしら」
「鳥頭」の正しい読み方は「とりあたま」と「とりがしら」の2つです。
「鳥」には「鳥籠」【とりかご】「鳥小屋」【とりごや】など「とり」という読み方があります。
「頭」は「頭金」【あたまきん】「石頭」【いしあたま】など「あたま」と読むほか「芋頭」【いもがしら】「大番頭」【おおばんがしら】など「がしら」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「とりあたま」と「とりがしら」の2つが「鳥頭」の正しい読み方です。
「鳥頭」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鳥頭」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ちょうず」「ちょうとう」です。
「鳥」には「鳥類」【ちょうるい】「野鳥」【やちょう】など「ちょう」という読み方があります「頭」は「頭蓋」【ずがい】「頭巾」【ずきん】など「ず」のほか「頭部」【とうぶ】「路頭」【ろとう】など「とう」とも読みます。
いずれも「鳥頭」には当てはまらない読み方です。
「鳥頭」について説明
「鳥頭」を「とりあたま」と読む場合の意味は「覚えたことをすぐに忘れる人の例え」です。
今聞いたことをすぐに忘れてしまうような記憶力が低い人に対する悪口です。
「とりがしら」は「鳥の頭部を模した装飾」を意味します。
刀の柄頭に見られる装飾の一種で、そのような装飾が施された刀剣「鳥頭の太刀」の略称としても使われます。
「鳥頭」の言葉の由来
鳥は三歩進むと覚えたことを忘れてしまうほど物覚えが悪いとされています。
「物覚えが悪い鳥並の頭」が「鳥頭」の由来です。
まとめ
「鳥頭」には複数の読み方があります。
読み方によって意味が変わるので正しい読み方と意味を合わせて覚えておきましょう。