「黒鉛」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「黒鉛」の読み方とは? 読み方

「黒鉛」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「黒鉛」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「黒鉛」の正しい読み方は「こくえん」

「黒鉛」の正しい読み方は「こくえん」です。

「黒」には「黒板」【こくばん】「漆黒」【しっこく】など「こく」という読み方があります。

「鉛」「鉛筆」【えんぴつ】「亜鉛」【あえん】など「えん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「こくえん」「黒鉛」の正しい読み方です。

「黒鉛」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「黒鉛」のよくある間違った読み方として挙がるのが「くろえん」「くろなまり」です。

「黒」には「黒目」【くろめ】「白黒」【しろくろ】など「くろ」という読み方があり「鉛」「鉛玉」【なまりだま】「一酸化鉛」【いっさんかなまり】など「なまり」とも読みます。

「黒鉛」の正しい読み方は1つしかないのでどちらも読み間違いです。

「黒鉛」について説明

「黒鉛」とは、「グラファイト」のことです。

漢字だけ見ると金属の一種である鉛の仲間に見えますが、成分的に鉛は一切含まれておらずダイヤモンドや墨と同じく炭素の一種です。

潤滑性や導電性、耐熱性や耐変質性に優れこれらの特徴を生かしさまざまな用途に用いられています。

身近なところでは鉛筆の芯の主成分として利用されているほか自動車のブレーキパッドや電池などにも使われている、我々の生活になくてはならない物質です。

「黒鉛」の言葉の由来

もともとは鉛が含まれていると考えられていたことからラテン語名で「plumbago」と名付けられ、英語では「black lead」と翻訳されました。

「black lead」を直訳したのが「黒鉛」の由来です。

まとめ

「黒鉛」は目立たないところで活躍する縁の下の力持ち的な存在です。

正しい読み方と鉛ではないことを覚えておきましょう。

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