「鼻血」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鼻血」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鼻血」の正しい読み方は「はなぢ」
「鼻血」の正しい読み方は「はなぢ」です。
「鼻血」には「鼻筋」【はなすじ】「赤鼻」【あかはな】など「はな」という読み方があります。
「血」は「耳血」【みみぢ】と同じく「ぢ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「はなぢ」が「鼻血」の正しい読み方です。
「鼻血」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鼻血」のよくある間違った読み方として挙がるのが「びぢ」「はなけつ」です。
「鼻」には「鼻腔」【びくう】「鼻炎」【びえん】など「び」という読み方があり「血」は「血流」【けつりゅう】「採血」【さいけつ】など「けつ」とも読みます。
「鼻血」にはどちらの読み方も当てはまりません。
「鼻血」について説明
「鼻血」とは、「鼻からの出血」を意味する言葉です。
鼻の穴から垂れる血や鼻の中から出血することを表します。
鼻の中から血が出ることを表す言葉なので転ぶなどして鼻の外側が傷ついて出血しても「鼻血」とはいいません。
ほとんどはキーゼルバッハ部位と呼ばれる鼻の穴付近からの出血で皮膚が薄いため少し傷ついただけで大量に出血することがあります。
まれに高血圧や糖尿病など血管が弱って出血することもありますが、そのような場合は根本原因である病気の適切な治療が必要です。
「鼻血」の言葉の由来
「鼻から出る血」に由来します。
まとめ
「鼻血」は特に低年齢ではよくあることなので軽く考えがちですが病気の予兆の可能性もあるため楽観視してはいけません。
「ぢ」は「じ」と書くのが日本語の基本ルールですが「鼻血」のような二語連合の複合語の場合は元の表記である「ち」に濁音をつけるのが正しいので覚えておきましょう。